トラスト通信100号
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11迷ったりすることもあるけど、やってることを信じて、仲間と一緒にやっていると思ってやっていけば辛抱できるというか。辛抱できたことがあとでいい思い出になり、今日みたいに笑って話せる。 最近よく言っているのが、「失敗したことを笑える仕事をしよう」ということなんです。失敗しても、あれだけ一生懸命したなと、皆で同じ仕事をしたことを酒を飲みながら笑えるというのは素晴らしいことじゃないかと思います。とにかく同じ方向を向いて仕事をやろうや、と話しています。それで振り返ってみたら、売上が一〇〇億いってたんだな、とか一〇〇〇億いってたんだなとか道しるべになっているのかなと。今回ビジョナリー勉強会で学んだようにですね。 そう考えてみると、ビジョナリーカンパニーに似たようなことをしてきているのかなという気がします。会長の教えは昔からビジョナリーの教えと似ていたなと思います。 とにかく、一生懸命考えて、頑張って、失敗しようが成功しようが一過性のことにとらわれるのではなく、仕事を頑張ってほしいなと思います。理念や思いを継承してもらいたいと思っています。松浦 会社が小さいときからずっときていて、いいことも悪いこともありましたけど、あまり悪いことという感じでは記憶に残っていなくて、皆さんがお話しされてきたように楽しい思い出として残っており、周りに感謝してこれまできております。最初から会長のお考えがすごくあって今まで来れたのかなと思いますし、みなさんの中に共通の思いがあったからこれだけ大きくなれたのかなと思っています。 今後若い方には、いいことも悪いこともありますけど、一日一日の積み重ねですので、明るく前向きに過ごしていただきたいと思っております。― お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました! ※1『京セラフィロソフィ』とは、京セ    ラの創業者である稲盛和夫氏の経    営哲学のこと ※2『ビジョナリーカンパニー』とは、    理念を掲げて変化に挑み、長期間    にわたって優良であり続ける企業    のことであり、それについて調査・    分析された書籍のこと。トラスト    グループでは、これを教材として    勉強会を行っている

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