トラスト通信93号
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社長から今伝えたいこと、トラストグループの企業理念にもある人間性を高める事へ繫がるように、社長がみなさんに伝えたい言葉等を題材にとりあげております。東京と福岡で個人投資家向けIR説明会を実施東京と福岡で個人投資家向けIR説明会を実施 トラストホールディングスの第1期決算を発表したタイミングで、8月21日に東京で、8月29日に福岡で、個人投資家向けのIR説明会を実施いたしました。両会場とも、120名を超える個人投資家の皆様にお越しいただき、約50分間でしたが、トラストホールディングスの会社概要や事業内容から、第1期の決算概要と第2期(今期)の見通し、そして今後の事業展開について、喜久田社長と矢羽田専務から説明を行いました。 トラストグループは、「医・食・住の環境が整った、生き生きとした生活を送れる地域社会」をつくるために、駐車場事業、不動産事業、新規事業(警備事業、温浴事業、メディカルサービス事業、広告事業、水素水事業・・・)を拡大し、新たな目標として「売上高1,000億円・時価総額1,000億円を目指す」と宣言しています。IR説明会の資料をご覧になりたい方は、トラストホールディングスのホームページからご覧ください。http://www.trust-hd.co.jp/HOME > 株主・投資家情報 > IRライブラリー > 説明会資料中村天風の誦句 中村天風先生は明治から昭和にかけて生きた思想家であり、実業家です。師事された方々には、松下幸之助氏をはじめとする錚々たる顔ぶれが並びます。今回はその天風先生の言葉を学びましょう。理想の誦句人の生命は常に見えざる宇宙霊の力に包まれて居る。従って、宇宙霊の持つ万能の力もまた、我が生命の中に当然存在して居るのである。故に、如何なる場合にも、また如何なる事にも、怖れることなく、また失望する必要はない。否,この真理と事実とを絶対に信じ、恒に高こうけつ潔なる理想を心に抱くことに務めよう。さすれば、宇宙真理の当然の帰結として、必ずや完全なる人生が作為される。今いまここ茲にこの天理を自覚した私は、何という恵まれた人間であろう。否、真実、至幸至福というべきである。従って、只この上は、無限の感謝をもって、この真理に安住するのみである。一念不動の誦句私は私の求むる処のもの、最も正しい事柄の中に定めよう。そして、それをどんな事があっても、動かざること山の如き磐石の信念と、脈々として流れ尽きざるあの長い川の如く、一いっかんふだん貫不断の熱烈なる誠をもって、その事柄の実現するまで、些いささかも変更することなしに、日々、刻々、ハッキリと、心の中に怠りなく連想して行こう。丁度、客観的に看察するが如くに…。私は最もはや早消極的の思想や観念や又は暗示に感じない。またそうしたものは、私を動かすことは出来ない。私は断然そうしたものより、より以上のものである。私は最早、あらゆる人生の中の、弱さと小ささを踏み越えて居る。そして、私の心は、今、絶対に積極的である。おおそうだ,私の心は勇気と信念で満ちている。従って、私の考え、私の言葉、それは何れも颯さっそう爽として、いつも正義である。だから、私には、人生のあらゆる場面に奮ふん闘とうし得うる強い強い力が溢れて居るのだ。そして私の人生は、どんな人の世の荒波に脅おびやかかされても、あの大岩の上に屹きぜん然として立つ燈台閃のようだ。平静と、沈着と、平和と、光明とに、輝やき閃ひらめいているのだ。 2

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